やきもののまち・瀬戸の歴史を知る
やきものの代名詞である「せともの」という言葉は、愛知県瀬戸市に由来があり、その歴史は1,300年にもおよぶ。「やきもののまち」として有名な瀬戸市は、街全体を美術館や博物館に見立てた街づくりの指針「せと・まるっとミュージアム」を展開するなど、その歴史と伝統を大切に育んでいるエリアである。
2005(平成17)年に開催された「愛・地球博」を契機に、地域に根付く伝統技術を次世代に伝えていくべく、瀬戸市の歴史・文化に関係した施設が充実。イベントも頻繁に開催されているため、ファミリーでのレジャーにも活用できそうだ。また人々が交流・学習する場所も多数用意されている。そんな瀬戸市の歴史を知るためのスポットを見ていくことにしよう。
「瀬戸市文化センター」は、「文化ホール」「文化交流館」「瀬戸市美術館」の3棟で構成されており、やきもの文化の伝統が息づく瀬戸市の文化の発信拠点施設である。
また、「瀬戸市文化センター」内にある「瀬戸市美術館」では、常設展の他に特別企画展なども開催。「せともの」に触れる手始めとして、こちらの施設に訪れるのもよいだろう。