おゆみ野エリアの公園と四季の道
おゆみ野は計画的な街の開発を通して、自然に親しみやすい環境整備がなされているエリアである。
街の中央には「おゆみの道」が縦断し、それぞれ春夏秋冬をテーマとした自然を楽しめる歩行者専用道「おゆみ野四季の道」がエリアを囲む。水と緑のネットワークには、おゆみ野における最大規模の公園である「大百池公園」や、ホタルの里として市民に親しまれている「泉谷公園」、スポーツ施設が充実した「有吉公園」などが整備されており、安全な環境のもと、四季を楽しめるエリアとなっている。

敷地の中央に京成電鉄千原線が通る「大百池公園」は、鉄道によって“台地側”と“池側”の2つのゾーンに分けられている。“台地側”は「城の台」と呼ばれる「小弓(おゆみ)城」の東方擁護施設としての土塁が築かれており、自然だけでなく歴史的な価値も持つエリアとなっている。既存のスダジイ林には幹回りが3m近くある巨木もあり、それらをできる限り自然のままで保存している。また、サクラの名所づくりの拠点として、ソメイヨシノ、オオシマザクラ、ヤマザクラ、サトザクラ、シダレザクラなどが植えられている。
一方、“池側”には約2.5ヘクタールの水面を持つ「大百池」が広がっており、「おゆみの道」のせせらぎの帰着点となっている。そのため、海のイメージをさせるよう、広さや大きさを表現する工夫が成されている。池が見わたせる木製のデッキや休息施設のほか、大小12種類の遊具などがある遊具広場、ゆるやかな傾斜の芝生広場もあって、休日には家族連れなどで賑わっている。

「おゆみの道」帰着点が「大百池公園」なら、起点にあたるのが「泉谷公園」である。4,000平方メートルの池や滝、梅林、モミジ谷、800株菖蒲田などを有する「泉谷公園」は、おゆみ野エリアのほぼ中央にある公園で、面積は約7.9ヘクタール。水と緑のふれあいの場として地域住民に親しまれている。豊かな緑に囲まれた「泉谷公園」は、ホタルの里としてその名を知られている。同園では1983年の開園当時からゲンジホタルの人工飼育を行っており、5月下旬から6月上旬になると羽化したホタルを見ることができる。近年では園内の小川で自然繁殖しているホタルも見られるようになった。
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