蕎舎(そばや)
人間とは、生活とは、暮らしとは、こうあるべきじゃないのか。そんな気持ちにさせられる、お蕎麦屋さんを訪ねたという気がしている。
蕎舎(そばや)である。つくば市の中心地からは少し外れた感のある、科学万博記念公園の近くにあるこちらのお蕎麦屋さんは、農産物直売所「みずほの村市場」の一角にある。その建物は、160年前に建てられた旧・茨城県明野町の民家を移築したものだという。来店される方の中には、この古民家を見たさに来られる方もいる、という。
店主の長谷川氏は、「自分にしかできないものを、発信する場としてこの店を活用していきたい」という。確かに、この建物自体がすでにそうは残っていない160年も前のものであるわけで、ここにしかない感を十分に醸し出している。つまりはそれに負けないくらいの蕎麦を出そう、と長谷川氏は考えておられるのだろう、と思ってメニューを見る。
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