いろりの里

まさにその名の通り、いろりのあるふるさと、という印象を深くした名店である。

国道122号線は、車通りが当然ながら多い、片側2車線の大通りである。近隣には、ファミリーレストランがあったり、ディスカウントショップがあったりと、いわゆるロードサイドに展開するショップもにぎわいを見せている。そんな中に、突如として現れる落ち着いた田舎の風景を楽しめるのが、このいろりの里というお店である。

炭火焼きが料理の中軸にあるが、しゃぶしゃぶや鍋料理といったコースもラインナップされている。ファミリーで利用する来客者にとって楽しいメニューが揃っているという印象だが、さらに子どもたちを楽しませてくれるのは、汽車が料理を運んでくれるということだろう。

汽車といっても、この通り、かなり本格的なものである。いろりの里は全席個室になっているのだが、その個室が全て「王子」「田端」といった具合にJRの駅名が冠されており、料理をそれぞれの部屋へ汽車が運んでくれる、という趣向なのである。汽車が到着する頃には、室内に「まもなく到着します」というアナウンスがあるのも、気分を盛り上げてくれる。

ちなみにこの汽車で料理を運ぶというスタイルは、ご覧の通り特許出願中なのだという。なるほど、特許が取れるかもしれないというぐらい、独自性の高いサービスであるというのは、見た目からも十分にうかがえるというものだ。
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