熊谷エリアの概要

熊谷市は埼玉県の県北にある人口約20万人の中都市。埼玉県北部では最大規模の都市で、多くの行政施設や商業施設が集まり、近隣市町村とともに広い商圏を持っている。

八木橋百貨店
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上越新幹線の停車駅でもある「熊谷」駅にはJR高崎線・湘南新宿ライン・秩父鉄道が乗り入れており、都心方面、高崎方面、寄居・秩父方面、行田・羽生方面と4方向へアクセスができ、交通の要所としての役割も大きい。

もともと温暖な平野であった熊谷近辺は、中世から多くの武士団の支配が錯綜するなど、人々の注目度の高い場所であったという。その人気の理由となっていたのは、荒川と利根川に挟まれた広大な沖積平野と、肥沃な土壌。現在でも熊谷から深谷にかけては「深谷ねぎ」をはじめ近郊農業が盛んな地帯となっているが、これも川の恵みの賜物である。

近代熊谷への発展は、五街道のひとつ「中山道」が敷設され「熊谷宿」が出来た江戸時代ごろに始まる。街道はもちろん、利根川や荒川の水運でも江戸と結ばれ、生糸や小麦などの生産品が地域経済を発展させた。明治時代初期に鉄道が開通すると、それらの産品は東京のみならず横浜港まで運ばれ、富国強兵の一助となったという。

そして現在、経済の中心は第3次産業(商業・サービス業)に移っており、統計上の商業規模(年間商品販売額)はさいたま市、川越市に次いで県内第3位を誇るまでになった。熊谷最後の製糸場として稼動していた「片倉工業熊谷工場」は1994(平成6)年に閉鎖されて「片倉シルク記念館」となり、熊谷は「農工業の町」から「商業とサービス業の町」へと、新たな時代を踏み出した。2005(平成17)年10月1日には熊谷市・大里町・菱沼町の合併による新「熊谷市」が誕生するなど、熊谷は今も発展を続けている。

片倉シルク記念館
片倉シルク記念館

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